社会人の公務員試験は勉強時間の確保が一番の課題
社会人がなにかを勉強するにあたり、一番の課題となるのが勉強時間を確保できるかどうかです。どれだけモチベーションが高くても、時間がなければ意味がありません。
時間がないからアレができないコレができないと言う人がいますが、言い訳をしていても何も変わりません。心を鬼にして、勉強時間を捻出しましょう。
スキマ時間を活用しよう
社会人向けの勉強法では必ず出てくるワード「スキマ時間」です。
ホワイト企業の方であれば、定時であがり、就業後にまとまった時間を確保することができます。しかし、ブラック企業の社会人はスキマ時間を活用するしか方法はありません。
以下のように、一日の中で自分が確保できそうな時間を探し、書き出しましょう。
社会人1日の勉強時間(合計4時間)
- 朝食を食べながら 20分
- 出勤前のカフェ 30分
- 通勤電車内 30分
- トイレ 5分
- ランチ時 30分
- トイレ 5分
- 退勤電車内 30分
- 夕食を食べながら 20分
- お風呂の中 10分
- 就寝前 60分
スケジュールを完璧にこなして4時間です。
実際は、残業・体調不良・息抜きのドラマやゲーム等があるため、すべてを勉強に費やすことは難しいと思いますが、一度生活を見直し、スケジュールを書き出すことで意識します。ちょっとずつで良いので、勉強する習慣を見に付けてください。
勉強の終了時間を決める
「何時から勉強する」だけでなく、「何時まで勉強する」も決めましょう。終了時間を決めないとダラダラ勉強することになり、時間あたりの効率が下がります。社会人は効率重視で勉強してください。
通勤時間やランチ時に勉強するメリットは、終わり時間が決まっていることです。特に通勤時間は、電車が最寄り駅に到着すれば終わりなので、脳が自然と「今のうちにやらなきゃ」と意識します。
腕時計を見て、スマホを見ない
ダラダラ勉強しないために、時計をチラチラ見ることになりますが、注意があります。それは、スマホを見ないことです。スマホには誘惑がたくさん詰まっています。LINEの新着メッセージが目に入るとそっちを見てしまします。そして、いつの間にか勉強していない時間が流れます。
スマホはなるべく見なくて良いように、電源を切ったり、通知オフにしてバッグの中に入れておいてください。私はついつい見てしまうので、スマホをわざと家に置いて、カフェで勉強することもありました。
また、スマホなしで時間を確認するために、腕時計を見る癖をつけてください。試験本番では腕時計で時間を管理することになります。試験に備え、腕時計をつける習慣、腕時計を見る習慣をつけておきましょう。
キッチンタイマーで時間を管理する
私がどうしてもスマホが気になって集中できないときは、キッチンタイマーを使用していました。
キッチンタイマーを30分セットし、その間はスマホの電源を切って別の部屋に置いていました。スマホを全く見ることができないので、「LINE来てるかも!?」と思うことがなく、勉強に集中できます。
睡眠時間を削らない
勉強時間を確保するために睡眠時間を削ろうとする人がいますが、やめたほうが良いです。人間は、寝てる間に短期記憶を長期記憶に切り替えます。睡眠を削ると勉強してる感はありますが、記憶に定着しません。睡眠時間を削らず、生活の中でスキマ時間を見つけ出し、勉強に取り組むことをおすすめします。
さいごに
正直、勉強時間を確保することが一番むずかしいです。仕事から帰ってくると、疲れてついYouTubeを見たりTwitterを見たりすると思います。
休息の時間も大事ですが、心を鬼にして気持ちを切り替え、勉強すべき時間にしっかり勉強しましょう。今勉強することが必ず将来に繋がります。